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ウルトラマンネオス』は、1995年パイロット版として製作され、2000年11月22日2001年5月5日に、オリジナルビデオとして制作されたウルトラシリーズの作品。また、同作品の主人公であるヒーローの名前。

テンプレート:ネタバレ

概要 編集

本作品はこれまでのウルトラシリーズと違った方法で1995年にデビューした。

テレビや映画での作品ではなく「イベントやアトラクションでしか見られないウルトラマン」として企画され、後述するオリジナルキャラクター「ウルトラセブン21(ウルトラセブンツーワン)」とのダブルキャストで誕生し、同時にパイロットフィルムが作成された。この企画は、「最初はイベントやアトラクションや雑誌への出演で徐々に人気を盛り上げ、行く行くはウルトラマン80以来のテレビシリーズを実現させる」ことを目的としたものだった。

しかし、当時の円谷プロダクション社長であった円谷皐の死去や、チャイヨー・プロダクションとの海外でのウルトラマンの版権を巡るトラブル、TBSの企画拒否で、一時的に制作中止になった[1]。また、当時のテレビ局にウルトラシリーズのような児童向けの特撮物の放映枠自体が空いていなかったという点も頓挫の一因とされる[2]。5年間のブランクをおいて2000年に、キャラクターデザインや設定に手を加えてオリジナルビデオ作品(全12話)が、制作された。

オリジナルビデオ作品は久々のM78星雲光の国出身の宇宙警備隊員であるウルトラマンを主役とした作品であったが、第1話は人類と怪獣や宇宙人とのファーストコンタクトとして描かれている[3]。また、主人公が既にウルトラマンと融合した状態で登場している(OPでは主人公がウルトラマンと出会うきっかけの事故が描かれている)。

また、本作の怪獣出現の原因とされている「アンバランス現象」は『ウルトラQ』の企画時のタイトルだった「アンバランス」からである。

2002年7月6日7月13日には、当時休止中であった『ウルトラマンコスモス』の代替番組としてTBS系で全国放送された(CBCなどの時差ネット局は1週遅れではなく、同日に先行放送)。ただし、7月20日からは同番組の放送再開に伴い、MBS以外の局は放送が打ち切られている。テレビ放送に際し、放送時間の関係でオープニングのナレーション部分やエンディングテーマがカットされた(その為、オープニングのクレジットは再構成されている)ほか、次回予告にはサブタイトルテロップが付加された。

世界観 編集

パイロットフィルム版ではウルトラ兄弟シリーズの直接的続編として製作されたが、ビデオ版では日本に怪獣が出現したのが第1話に登場したアーナガルゲが初めて、ネオスを見た地球人が「ウルトラマン」ではなく「光の巨人」と呼ぶ、その「巨人」を攻撃する、といった描写など、地球人がウルトラマンや怪獣と初めて遭遇するところから物語が始まる。すなわち、ビデオ版では他のウルトラシリーズとはパラレルワールドを舞台としている。

しかしビデオ版においても、本編中でネオスの上司としてウルトラ兄弟の長男であるゾフィーが登場している。また、関連書籍[4]ではネオスとセブン21はゾフィー、初代マン、セブン上司、セブン、ジャック、パワードの部下か後輩といった過去のウルトラ戦士との関係設定が紹介されている。

映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではネオス、セブン21共に宇宙警備隊の隊員としての姿が描かれた。

登場人物 編集

HEART 編集

カグラ・ゲンキ
自衛隊特殊戦略部隊出身で、24歳。宇宙の DJ 電波望遠鏡へ出向中にダークマターと遭遇し仲間たちを救出したが、宇宙へ放り出されてしまう。そしてゾフィーに救われ、勇敢な青年と認められてウルトラマンネオスと一体化し地球へ帰還した。明朗快活な性格で、奇跡の生還を果たした自らを「ミラクルマンを超えたウルトラマン」と称する一方、ザム星人関連の事件では思い悩む事もあった。漢字名は、「神楽元気」。
ミナト・ゴンパチ
自衛隊特殊戦略部隊出身の戦闘のプロで、HEART隊長のポストに志願し、隊員選抜も自ら行った熊本県出身の41歳。寡黙で頑固な印象だが、任務終了後に隊員達に寿司を奢る太っ腹な一面も持つ。趣味はチェスだが、主な対戦相手のアユミにいつも負けてばかりいる。漢字名は、「港権八」。
ウエマツ・ヒロノブ
元・警視庁特別機動捜査隊隊員で犯罪心理学・爆発物関係を徹底的に学んだエリート警察官だった28歳。隊長不在時には代理を務めるサブリーダー的存在で、真面目な射撃の名手だが、第2話でザムタワーにヒノと共に侵入した際には、砕けた一面も見せた。漢字名は、「植松弘展」。
ヒノ・タカヨシ
ロボット工学の権威である26歳。流体力学・金属工学等あらゆる博士号を持つメカの天才で、少年時代は恐竜博士と呼ばれていたほど恐竜にも詳しい。自らが開発したメカには絶対の自信を持つ男で、少し調子に乗りやすいムードメーカー的な性格だが、仕事に対する責任感と同僚への仲間意識も強い。実家は蕎麦屋。漢字名は、「日野隆義」。
ハヤミ・ナナ
心臓外科を専門とする医学博士にして、DNA研究の第一人者でもある26歳。その為、命の尊さを誰よりも知っており、第5話ではシルドバンの墓標に手を合わせ、深く頭を下げた。戦闘要員としての実力も男性隊員に引けを取らず、カグラとペアを組んで行動する事が多い。最終話で、カグラがネオスでないかと直感する。漢字名は、「速水奈々」。
キタバヤシ・アユミ
コンピューターの天才で、コンピューター操作・通信を主に担当する18歳。帰国子女の為英語をはじめ、7ヶ国語を自在に話す。当初はHEARTのメンバー全員に軽口・タメ口調で話していたが、中盤以降はミナトには最低限のきちんとした言葉遣いで話すようになった。第8話では、恩師・宇佐美教授の娘・ミサキの命と心を救う活躍を見せた。漢字名は、「北林歩」。

内閣情報局 編集

フジワラ・ヨウコ
情報局秘書官。HEARTと内閣情報局のパイプ役で、HEARTの作戦時に連絡・調整業務を行う。当初は厳しく、馬鹿にする感じで隊員達を批評する事が多かったが、内心では非常に信頼しており、中盤以降は良き理解者としてのイメージが強くなっていく。文武両道で、特技は弓道。漢字名は、「藤原陽子」。
カタギリ
情報局次官で、フジワラの上司。高圧的且つ冷徹な態度で、HEARTの隊員にギガドレッドを、ミナトが飲み込まれていると知っているにも拘らず処分するように命じた。だが実は、意外と肝が小さい。
キサラギ
情報局特別保安部隊隊長。厳格な軍人で、部下の保安部隊隊員達と共にエスラーをメンシュハイトへ引き渡そうとした。漢字名は、「如月」。

ウルトラマンネオス 編集

M78星雲光の国出身の銀色の巨人。ゾフィーに救出されたカグラと一体化し、ダークマターによるアンバランス現象に見舞われ始めた地球を救うために派遣された、スピードに優れた戦士である。劇中を観る限り、地球上での行動は変身前も変身後も全てカグラの人格で行われていると思われる[5]。ダークマター現象による怪獣達との戦いを苦戦しながらも乗り越え、メンシュハイト打倒後にカグラと分離し、セブン21と共に光の国へ帰還した。

変身方法 編集

カグラが変身を決意した際に、カプセル状の変身アイテム・エストレーラーを真上に向けてかざしながら、「ネオース!!」または、「ウルトラマン・ネオース!!」と叫ぶと、エストレーラーから眩い光が発してカグラを包み込み、ウルトラマンネオスに変身する。
  • 出身:M78星雲光の国
  • 所属:勇士司令部
  • 身長:58メートル
  • 体重:5万9千トン
  • 飛行速度:マッハ30(パイロットフィルム版ではマッハ29)
  • 走行速度:マッハ6
  • 水中速度:マッハ3
  • ジャンプ力:1600メートル(パイロットフィルム版では1200メートル)
ネオマグニウム光線
ネオスが最も得意とする、金色の必殺光線。両腕に光エネルギーを集め、十字に組んで発射する。通常は両腕から発射されるが溜めポーズを省略して右手からのみ出るバージョンもあり、バッカクーンを倒した。
マグニウム光線(ビデオ未使用)
パイロットフィルム版で使用した必殺技。両拳を握り締めた状態で左腕を縦にして両腕で十字を組み、次に両拳を開き、両手を胸の前で交差させて放つ必殺光線。大きなエネルギーを消耗する。セブン21のアドリウム光線との同時発射でドレンゲランを倒した。
ウルトラ・サンダーチョップ(ビデオ未使用)
手先にエネルギーを集中させて放つチョップ。パイロットフィルム版で使用し、ザム星人に2連続で食らわせてダメージを与えた。
ウルトラ・エディ・ビーム
腕を交差させてエネルギーを溜め、それを右腕に誘導してリング状の光線にして放つ。キングダイナスを骨格以外消し飛ばした他、ネオマグニウム光線に耐えたグラールに続けてこの技を当てて倒した。
ネオス・ナックル・シェル
腕を交差させ、パンチと共に光弾を放つ。威力は低いが連続発射が可能。ノゼラに使用したが、甲羅に弾かれた。メンシュハイトにも使用、セブン21の21アタック・ビームとの同時使用で6連射してメンシュハイトの角を破壊した。
ネオスラッシュ
エネルギーをリング状にして投げつける、光のカッター。バッカクーンに使用しかけるが、胞子で妨害された。ザムリベンジャーには続けて2回使用したが、全てバリアで防がれた。
ウルトラ・マルチ・ビーム
額のブロウスポットから発射される光線。熱線、電撃光線、磁力線、麻痺光線、覚醒光線に使い分けられる。メンシュハイトに使用、セブン21のアドリウム光線との同時発射でダメージを与えた。
ネオス・パンチ
強烈なストレートパンチ。ザムリベンジャーの頭を破壊して倒した。
ネオス・エルボー
相手の弱点を狙い撃つ、強烈なひじ打ち。ザムリベンチャーの「光波バリヤー」を破壊した「ウルトラ・エルボースマッシュ」と呼ばれるタイプや、投げ飛ばした相手にひじを落とす「ウルトラ・エルボードロップ」、跳躍して放つ「ジャンピング・エルボードロップ」など、多くのタイプがある。
ネオス・キック
敵に向かって突進して正面からジャンプキックを浴びせるウルトラ・ドロップキック、急降下キックのウルトラ・フライングキック、ストレートキックのウルトラ・ヘビーキック、足を左右に開いて2体の敵を同時に攻撃するネオスダブルキック等のバリエーションがある。
ネオス・チョップ
手刀を連続で浴びせる技。相手の喉元や首筋に突き出す「ウルトラ・ノックチョップ」や、水平に放つ「ウルトラ・カウンターブロー」、ラフレシオンの角を叩き折った「ウルトラ・ブレーンチョップ」などのバリエーションを持つ。
ウルトラ・ホイッパー
強烈な一本背負い投げ。ダメージを与えるだけでなく、相手の体重やスタミナ、反射神経などを知る手段としても用いる。キングバモスに繰り出した。
ウルトラ・フライングメイヤー
敵の首をつかんで放り投げ、地面に叩きつける技。シーゴリアンに対して使用した際は、投げる瞬間に、腕をひねって相手の体を回転させ、より強烈なダメージを与えた。
ウルトラ・リフター
相手の体をつかんだのち、「ウルトラパワー」と呼ばれる超怪力で頭上高く持ち上げ、そこから一気に地面へと叩きつける投げ技。シーゴリアンに対して使用し、弱体化させた。
ウルトラ・アタック
倒れている相手に向かって、バック転の体勢からのしかかる技。体当たりで仰向けに転倒させたシーゴリアンに、全体重を乗せて飛び掛り、ダメージを与えることで、逆転への糸口を作った。
ウルトラリリース光線
両目から放つ、還元光線。シーゴリアンを元の魚に戻した。
ウルトラ・ミニマム光線
右手を額にかざしてブロウスポットからのエネルギーを右手に集め、霧状の光線を放つ。キングバモスを元の小さな体に戻した。
ウルトラ・ライト・ソード
体内のエネルギーを光の物体に変換する特殊能力・ウルトラメタモーフォーズの一つ。右腕に発生させたエネルギーを大型の光の剣に変えて、敵を切り裂く。ラフレシオンを倒した。
ウルトラ・ライト・ランガー
ウルトラメタモーフォーズの一つ。光の手裏剣を放つ。メンシュハイトに使用、セブン21のウルトラ・ファイヤー・ボールとの同時使用でダメージを与えた。Aタイプ、Bタイプの2種類があるが、詳細は不明。
ウルトラ・ライト・バリアー(ビデオ未使用)
ウルトラメタモーフォーズの一つ。指先から発生させたエネルギーで光の盾を作り、敵の攻撃を防ぐ。パイロットフィルム版で使用。ザム星人の胸からの光線を防いだ他、指先から光線にして放ち、逃げ遅れた人をバリアーで包んで守った。
ウルトラ・ライト・シールダー(本編未使用)
ウルトラメタモーフォーズの一つ。敵の攻撃を跳ね返すバリアーを発生させる。Aタイプ、Bタイプの2種類があるが、詳細は不明。
ウルトラ・ライト・ブーメラン(本編未使用)
ウルトラメタモーフォーズの一つ。光のブーメランを放つ。Aタイプ、Bタイプの2種類があるが、詳細は不明。
ウルトラ・ライト・スピア(本編未使用)
ウルトラメタモーフォーズの一つ。光の槍を作り出し、敵を攻撃する。投げるタイプと突くタイプの2種類がある。
ウルトラストップレイ(本編未使用)
空間固定光線。空中に敵を停止させる。
ウルトラスプレイ(本編未使用)
実体化光線。透明化した敵や、分身した敵の本体を探し出す。
ウルトラパワフルシャワー(本編未使用)
手から水を放射する。
ウルトラ・ボディ・アタック(本編未使用)
最高速度で飛行して、敵に体当たりする。

ウルトラセブン21 編集

M78星雲光の国からきた赤い巨人。セブン上司ウルトラセブンの部下にあたる。ネオスの盟友であるが、彼より年長のベテランである。ネオスに対しパワーの戦士であり、地球上では隠密行動をとっている為その姿を見せることは多くない。自らが持つ変身能力を用いて、目的に応じた様々な人物に変身する。変身した人物から元の姿に戻る際には、特定の変身アイテムは使用せず、全身が赤い光に包まれてセブン21の姿に戻る。メンシュハイト打倒後に、ネオスと共に光の国へ帰還した。

  • 出身:M78星雲光の国
  • 所属:宇宙保安庁
  • 身長:56メートル
  • 体重:5万7千トン
  • 飛行速度:マッハ26(パイロットフィルム版ではマッハ24)
  • 走行速度:マッハ7.7
  • 水中速度:マッハ2.5
  • ジャンプ力:1300メートル(パイロットフィルム版では1100メートル)
ヴェルザード
頭部に装着している、ウルトラセブンのアイスラッガーと同様の髷形状の宇宙ブーメラン。21スラッガーという表記もある。ウルトラ念力でコントロールする事ができ、飛ばすと回転しながら飛んで敵を切り裂き、反転しながら頭部に戻ってくる。パイロットフィルム版ではドレンゲランの尻尾を切り裂いた他、ザム星人の発射した光線を押し戻した。ビデオシリーズでは最終話でメンシュハイトに不意討ちで使用したが、避けられてしまった。
アドリウム光線
額のビームランプから発射する光線。ウルトラセブンのエメリウム光線と同類の技。時速881キロの発射速度により、百発百中の命中率を誇る。パイロットフィルム版ではネオスのマグニウム光線との同時発射でドレンゲランを倒した。ビデオシリーズではメンシュハイトに使用、ネオスのウルトラ・マルチ・ビームとの同時発射でダメージを与えた他、第10話でカグラにギガドレッドのバリヤーを見せるために等身大で使用している。
ウルトラ・ノックアウトチョップ(ビデオ未使用)
脳天チョップ。パイロットフィルム版で使用し、ザム星人にダメージを与えた。
フィンガーダーツ(ビデオ未使用)
両手で銃のような構えを取り、指先から光弾を連射する。パイロットフィルム版で使用し、ドレンゲランにダメージを与えた。
レジア・ショット
L字型に腕を組んで発射される高熱破壊光線。ウルトラセブンのワイドショット以上の破壊力を持つ。ザゾラを倒した他、ネオマグニウム光線との同時発射でメンシュハイトの光弾を押し返しつつ、倒した。
21キック
多種多彩なキック技の総称。
ウルトラXアイズ
両目から放つ特殊な光によって、全ての物を透視する。障害物の先を透視する他、敵の正体を見破る事も可能。第6話で使用。
ウルトラリダクション
ウルトラ念力により、体を人間大にまで小さくする。
21・アタック・ビーム
両腕から同時に放つ磁力光線。左右の光線が途中で混ざり合い、約10倍の威力になる。連続発射も可能。メンシュハイトにも使用、ネオスのネオス・ナックル・シェルとの同時使用で6連射してダメージを与えた。
ストップ光線
光のリングを放ち、敵を締め付ける。第6話で等身大のザム星人に使用するも、引きちぎられた。
ウルトラ・ファイヤー・ボール
体内のエネルギーを光の物体に変換する特殊能力・ウルトラメタモーフォーズの一つ。火炎弾を放つ。メンシュハイトに使用、ネオスのウルトラ・ライト・ランガーとの同時使用でダメージを与えた。
21・パンチ
渾身の力を込めて放つパンチで、フックやストレートパンチなど、さまざまなバリエーションを持つ。メンシュハイトに対して放ち、ダメージを与えた。
21・チョップ
敵の急所を確実に狙い打つ、強烈なチョップ。さまざまなバリエーションがあり、サゾラには水平チョップを、メンシュハイトには、架裟斬りのように斜めから振り下ろす手刀を繰り出した。
21・エルボー
敵の急所に、硬いひじを打ち込んで弱らせる技。ノゼラに放ち、ダメージを与えた。
ウルトラ・ジャスティー・キック
第4話のノゼラ及びサゾラとの戦いや第12話でのメンシュハイトとの最終決戦でストレートキックを何度も繰り出したいる。
ウルトラ・ボマー
全身のパワーを右足に集中して放つキック技。サゾラ戦で使用した。
ウルトラかかと落とし
右足のかかとを敵の頭部に向かって勢いよく振り下ろす技。ノゼラ戦で使用した。
ダブルキック
ネオスと同時に放つキックで、その破壊力は、単体で放つキックの4倍以上にもなる。ネオスとともに、メンシュハイトにひざ蹴りやストレートキックを放ち、ダメージを与えた。
ダブルフライングキック
ネオスのウルトラ・フライング・キックと同時にウルトラ・ボマーを放つ合体技。メンシュハイトにダメージを負わせた。
ダブルアタック
ウルトラ・ヘッドクラッシュとも呼ばれる、ネオスとの合体技で、互いに別の怪獣の首をつかみ、締めつけて弱らせてから、駆け寄って双方の持つ怪獣の頭をぶつける。ノゼラとサゾラに対して使用した。
ダブルリフター
ネオスと力を合わせ、巨大な敵を持ち上げる技。ギガドレッドに対して使用した際には、そのまま飛行して大気圏外まで運び出し、宇宙の彼方へと放り投げた。
21・ホイッパー
敵の体をつかんで、一気に放り投げる技。人間大で、オオトモ博士に変身したザム星人を投げ飛ばした。
21・フライングメイヤー
空中高くジャンプしたのち、敵の首をつかみ、落下スピードを利用して地面に叩きつけ、弱らせる技。サゾラに向けて放ち、転倒させて大きなダメージを与えた。
ウルトラ・ライト・ランサー(本編未使用)
ウルトラメタモーフォーズの一つ。光の槍で敵を突き刺す。
ウルトラ・クロス・スラッシュ(本編未使用)
ウルトラメタモーフォーズの一つ。十字手裏剣を放つ。
ウルトラ・バリアー(本編未使用)
ウルトラメタモーフォーズの一つ。敵の攻撃を跳ね返すバリアーを作り出す。
ウルトラウィザードビーム(本編未使用)
額のビームランプから発射する光線。発射時のポーズによって、熱線、電磁光線、麻痺光線に使い分けられる。
ハンディーパワー・ショット(本編未使用)
手裏剣を投げるように放つ光線。
アイ・クラッシュ・ビーム(本編未使用)
両目から発射する破壊光線。
21・スパークリング(本編未使用)
ウルトラ念力で全身をスパークさせ、そのエネルギーで敵を破壊する。危険が伴う技。
ウルトラコントラクト(本編未使用)
ウルトラ念力により、体をミクロ化させる。
ウルトラマグニファイ(本編未使用)
最大200メートルまで巨大化する。大量のエネルギーを消費するため、命の危険が伴う。
21テレポーテーション(本編未使用)
生命の勇気や正義の心を感応し、その魂を目印にして瞬間移動する。その後、実体化することも出来る。大きくエネルギーを消耗する。
ウルトラストップレイ(本編未使用)
空間固定光線。空中に敵を停止させる。
ウルトラスプレイ(本編未使用)
実体化光線。透明化した敵や、分身した敵の本体を探し出す。
ウルトラミラクルシャワー(本編未使用)
手から水を放射する。
ウルトラ・ボディ・アタック(本編未使用)
最高速度で飛行して、敵に体当たりする。
ウルトラ念力
作中では直接披露していないが、設定ではウルトラセブンから直々に伝授されたことになっている。

ゾフィー 編集

詳細はゾフィー (ウルトラシリーズ)を参照

HEART 編集

High-tech Earth Alert and Rescue Team の略。国際防衛機構DJ隊員の中から特に優れたメンバーで編成された特捜チームで、様々な怪事件・難事件の対処を任務とする。なお、DJの総合本部が日本にある為、HEARTは日本政府・内閣情報局の管理下にある。

装備 編集

HEARTスーツ
白をベースに赤のラインと肩当てのシンプルな隊員服で、特殊繊維性の為活動しやすく耐寒・耐熱・防水・防風効果に優れる。
HEART-POP
HEARTスーツの左手首部分に組み込まれた、超小型カメラ内蔵の超小型パソコンだが、主に隊員同士の連絡に使われる。
HEARTメット
丈夫な素材で出来た操縦・戦闘用ヘルメット。

銃器類・特殊装備 編集

HEARTダイヴァーズガン
隊員標準装備の小型スーパーガンで、通常はレーザーを発射するがアタッチメントの交換で火炎銃・熱線銃になり、45口径弾丸・小型ミサイル弾・麻酔弾・小型発信器弾も発射可能。
ヒートブラスター
強力な高熱弾を発射する大砲。各種アタッチメント交換で、火炎放射器・麻痺光線銃にもなる。
E・J・P
エマージェンシー・ジェット・パック。ハートウィナー搭乗時に装着する、短時間の飛行が可能な緊急脱出装置。
特殊サーチマシン
ヒノが開発した探知機。第2話でザムタワーの隠し扉を発見した。第3話のシーゴリアン調査では、より小型の物が使用された。
エアマスク
第5話で使用された防毒マスクで、1時間以上の呼吸を確保出来る。

メカニック 編集

ハートワーマー
全長:50m 全幅:45m 最高速度:マッハ2 乗員:4名
超高性能大型ジェット機。HEART の移動司令部として活躍し、司令室には本機を自動操縦する高性能コンピューターや高性能分析装置・HRT スキャニングシステムを備える。他にも、ハートビーター等の車両輸送や宇宙航行、両翼端の可変ノズルで垂直・短距離離着陸の可能。武装は機体下部から発射されるフォーミットミサイルで、最終話でメンシュハイトを攻撃した。
ハートウィナー
全長:15m 最高速度:マッハ3 乗員:2名
小型高性能多目的戦闘機で、本部基地には2機配備されている。戦闘・爆撃・偵察・哨戒と多目的任務をこなし、小型の割には推力と牽引力にも優れている。武装はレーザービーム砲のカリシア砲と5つの砲口の機関砲を左右に2門ずつ装備し、状況に合わせた各種ミサイルも搭載可能。
ハートビーターRX
全長:4.73m 全高:1.87m 最高時速:333km  乗員:4名
パトロール用超高速4WD。かなりの爆発・炎にも耐えうる頑丈な車体で、小回りも効く。武装はないが、高性能センサーや分析装置等も搭載している。三菱・パジェロがベース。
ハートビーターSX
全長:4.13m 全高:1.79m 最高時速:194km 乗員:2名
パトロール用特殊高速4WD。オン・オフロード問わず走破し、運転席の計器操作で低高度をホバー飛行出来るディフェンシブモードへと変形可能。武装は、ルーフ部の収納可能なビーム砲のミディアン砲と、バンパー部の小口径レーザーガン。いすゞ・ビークロスがベース。
重力遮断装置
ヒノが開発した大型パラボラ状の4基1組の装置。小型のリモコン操作で、装置から粒子ビームを放って地球の重力を遮断し、対象物を持ち上げる。第10話でギガドレッドをネオスとセブン21との共闘で浮かばせる事に成功した。
スペースシャトル
DJ所属のシャトルで、宇宙空間での作業や、宇宙基地への移動に使われている。ダークマターに遭遇、襲われる。OP 映像に登場。
電波望遠鏡
DJ所属の望遠鏡で衛星軌道上にあり、宇宙の情報を各セクションに送信する。カグラは第1話以前にここへ出向していた。スペースシャトルと共にダークマターに襲われた。
特殊作業車
第10話に登場。重力遮断装置をセッティングした作業車。

未登場メカニック 編集

GJ
調査、偵察、物資運搬に使用される多目的ジェットヘリ。
ターボットSS号
小型特殊潜水艇
ソクイード555(ゴーゴーゴー)
スーパーオートバイ
ダッキー
高性能小型地底戦車

DJ 編集

DEFENSE JURISDICTION(国際防衛機構)の略。国連の提唱の下、2001年に結成された世界の人々の自由と平和を守る事を目的とし、人々のより良い暮らしの為に最先端科学を駆使した様々な研究から宇宙資源の開発まで行う国際的な組織。日本・東京近郊の某山中に総合本部基地が置かれ、北アメリカ(ララミー)、南アメリカ(マリンガ)、ヨーロッパ(カッセル)、アフリカ(モンバサ)、アジア(ウルムチ)、オーストラリア(ケアンズ)にそれぞれ支部が点在し、他にも各地域に様々な研究・開発センターや宇宙にも基地・ステーションを有する。総合本部基地には約3000人の職員が勤め、特捜チームHEARTや、HEARTの各種航空機の格納庫もここのみに存在する。

劇中ではDJの名称は登場せず、総合本部基地もHEART本部と呼ばれていた。

内閣情報局 編集

別名C.I.B(Cabinet Information Bureau の略)。DJ及びHEARTと連携する、日本政府の組織。

GSG 編集

パイロット版に登場した、地球侵略に来たザム星人を迎え撃つために出撃した地球防衛軍。ミサイルやビームで攻撃をしたが逆に反撃を受け、全滅。その直後にウルトラマンネオスが登場した。

パイロット版には戦闘機としてはHEARTラナーが登場しており、ウルトラマンフェスティバルにもハートラナープロトタイプとして展示されている。

登場怪獣 編集

鉱脈怪獣 アーナガルゲ 編集

第1話「ネオス誕生」に登場。

  • 体長:64メートル
  • 体重:8万トン

とある鉱道内でダークマターの影響で誕生した微生物が岩石に取り憑き、集合・怪獣化したもの。小さな岩の状態でも高速で動き回ることができ、体の一部を壊されても再び本体と結合することが出来る。伸縮自在の腕を槍のように使って戦う。微生物の活動が停止する、低温が弱点。HEARTの冷却ミサイルを受けて一時は活動を停止したかに見えたが、体に張り付いた氷を砕いて活動を再開。その後HEARTとネオスが協同攻撃を行ったため、冷却ミサイルとネオスのネオマグニウム光線を集中的に受けて倒された。

脳魂宇宙人 ザム星人 編集

第2話「謎のダークマター」、第6話「ザム星人の復讐」、第11話「宇宙からの暗殺獣」、第12話「光の戦士よ永遠に」およびパイロット版に登場。

パイロット版では怪獣ドレンゲランを操り、地球侵略を企む宇宙人として描かれたが、ビデオ版ではダークマターの影響で故郷を失い地球に逃げてきた宇宙人として描かれた。

  • 1体目、2体目、3体目、エスラーは流用では無く、それぞれ着ぐるみを新造している[6]
  • 着ぐるみは、腕が『ウルトラマンネクサス』のアラクネアに流用された。
  • デザインは初代『ウルトラマン』のバルタン星人ゼットンをモデルにしており、はさみ状になっている両手などはバルタン星人との、黒い体や足の蛇腹などにはゼットンとの類似点が見られる。ビデオ版の「故郷を失い地球にやって来た」という設定もバルタン星人がモデルになっている[7]

1体目 編集

第2話「謎のダークマター」に登場。

  • 体長:2.2~60メートル
  • 体重:157キログラム~6万5千トン

YY星系第9惑星のザム星から来た宇宙人。母星がダークマターの影響によって怪獣化した生物に支配されてしまったため、別な星で新たなるザム文明を築き上げようとして地球に降り立った。元々は平和的な種族らしく、地球人に対して敵意はない。リーダー格がダークマターの力を利用して更なる高等生物に進化しようとしてザムタワーを造り上げ、そこでダークマターのエネルギーを吸収していた。しかし実験は失敗し、凶暴化して街を襲撃、ウルトラマンネオスと対決する。武器は目から発する怪光線(等身大時には人間を麻痺させる程度)と地面を走る破壊弾。また、突然姿を消して地中から敵を襲撃する。ネオスとの激戦中、両手から雷を吸収して電撃を放とうとするがHEARTの攻撃で妨害され、ネオスのネオマグニウム光線によって爆発四散した。

「仮に自分が進化に失敗したら、そのときは自分を殺害してくれ」とネオスに頼むあたり、彼らが決して害意ある宇宙人ではないことが窺えるが、後に別の集団がリーダー格の仇をとるべく、再び地球へと降り立つことになる。ザムタワー内にはリーダー格のほか、2名のザム星人(目の色がそれぞれ青、黄色と異なり、形状もそれぞれ違っている)が存在し、HEART隊員や子供達を一時的に監禁していた。リーダー格の目の色は赤である。

2体目 編集

第6話「ザム星人の復讐」に登場。

  • 体長:2メートル
  • 体重:153キログラム

かつてのリーダーを失った責任をウルトラマンネオスと地球人に求めて逆恨みし、その報復として強力なザムリベンジャーを送り込んできた。地球人だけがダークマターの影響から抜け出そうとするのは許せないと語り、地球のダークマター対策会議を妨害しようとする。地球上ではダークマター対策会議に出席する予定だったオオトモ博士の姿を借りて活動し、一時はカグラを拘束してネオスに変身させまいとしたが、その後現れたウルトラセブン21に妨害されてネオスへの変身を許してしまう。今回は等身大でのみ活動し、セブン21とは人間体の姿でも互角に渡り合うなどなかなかの実力者でもある。得意技は手から放つ怪光線。セブン21のストップ光線も強引に振り解いてしまった。最後には復讐の完遂を確信し、戦いの途中で自ら命を絶って消滅した。

今回登場したザム星人は女性で、体色は赤く、頭部の目も他の個体に比べてかなり小さい。この個体以外にもザム星人は人間に変身して暗躍していた模様。

3体目 編集

第11話「宇宙からの暗殺獣」に登場。

  • 体長:61メートル
  • 体重:7万3千トン

兵士タイプのザム星人で、数少ない生き残りの1人。ザム星人の絶滅を目論むメンシュハイトが送り込んだ怪獣グラールから、とある山中に隠していた仲間の円盤を守るために出現した。たった1体でグラールに果敢に立ち向かっていったが、力の差は歴然としており、グラールとの格闘で一時的に倒れ、その後最後の力を振りぼって何とか立ち上がったものの、グラールの放った破壊光線の前に敗れ、爆発四散した。

劇中において今回は特に戦闘的な能力は使用していない。この個体の目は青い十字型になっているのが特徴。

エスラー 編集

第11話「宇宙からの暗殺獣」、第12話「光の戦士よ永遠に」に登場。

ザム星人10億人分の遺伝情報が詰まった種(シード)を守っているザム星人の少年。10億の同胞を蘇らせるために自分の生命エネルギーを捧げることを使命とされており、ザム星人たちから彼らの言葉で「期待する」「希望」という意味のエスラーという呼び名が与えられていた。ザム星人の宇宙船がグラールにより破壊された際に、何とか脱出に成功してその後HEARTに救出された。だが、当初は人間を警戒して手から威力が弱い光線を放ち、ナナやカグラを攻撃するといった一面も見られた。その他の能力として、人間の治癒力を高めることも出来、これによりグラールとの戦いで一時的に危篤状態に陥ったカグラを助けたこともある。その後、内閣情報局により、メンシュハイトに引き渡されそうになったところをHEARTに救出されて人間に対して信頼を寄せるようになった。メンシュハイトにより追い詰められていたウルトラマンネオスとウルトラセブン21を救出するために、最後の力を振り絞り、自分の生命エネルギーを2人に分け与えて消滅した。

普段は人間態を取っていたが、本来の姿では紫の体色をしており、目は緑色で菱形となっている。

パイロット版 編集

  • 体長:2~60メートル
  • 体重:111キログラム~6万5千トン

パイロット版でのザム星人であり、本編とは異なり、YY星系から来た地球侵略を企む悪質な宇宙人として描かれており、怪獣ドレンゲランを率いて地球に侵攻し、後にウルトラマンネオスと対決した。頭部の脳魂「プラザソウル」が無事な限り不死身で、何度でも蘇る。

  • パイロット版とビデオ版の違いは頭部の脳魂の色。着ぐるみの造形も微妙に異なる。

その他の作品に登場したザム星人 編集

群体怪獣 シーゴリアン 編集

第3話「海からのSOS」に登場。

  • 体長:69メートル
  • 体重:5万2千トン

海から出現して破壊活動を行い、突然姿を消して行方をくらましていた怪獣。その正体はダークマターの影響で多数の魚が合体した怪獣で、水中で他の魚と合体しさらに大きくなっていった。魚の集合体であるため、狭い水路でも体を元の魚に戻して通り抜けることが出来る。武器として、頭部から赤いエネルギー弾を発射する。水産試験場を襲撃してネオスと対決したが、激戦の末に戦意を喪失してしまい、降参するそぶりを見せたためにネオスのウルトラリリース光線で元の魚に戻された。

北極怪獣 ノゼラ 編集

第4話「赤い巨人! セブン21」に登場。

  • 体長:65メートル
  • 体重:7万3千トン

300万年前にダークマターの影響で誕生した怪獣。北極で眠っていたが、ダークマターの接近で目覚め、仲間のサゾラを探して東京に現れた。都会のビル風の音をサゾラの唸り声と勘違いし、ビル風が途絶えると突然凶暴化するという変わった性質を持つ。両手の爪を生かして戦い、背中の甲羅はネオスの必殺技ですらびくともしない強度を持っているが戦闘能力はそれほど高くはない。サゾラと共にネオス、セブン21と対決して、形勢が不利と見るや一時は降参するそぶりも見せたが、最後はネオマグニウム光線に敗れた。

南極怪獣 サゾラ 編集

第4話「赤い巨人! セブン21」に登場。

  • 体長:70メートル
  • 体重:3万6千トン

ノゼラの仲間の怪獣で、南極から現れた。飛行能力に優れ、最高速度はマッハ4にもなる。戦闘能力も高い怪獣で、角から電撃状の破壊光線を発射してハートウィナーを撃墜した。ノゼラとのコンビネーションでウルトラマンネオスを追いつめるが、後一歩というところでセブン21が登場し、戦況は一変。形勢が不利と見るやノゼラと共に降参するそぶりを見せるも、2人が油断した隙にノゼラを差し向けて自分だけは逃げようとするなど、ずる賢い一面も見受けられる。最期はセブン21のレジア・ショットを受けて倒された。

昆虫怪獣 シルドバン 編集

第5話「見えない絆」に登場。

  • 体長:50メートル
  • 体重:4万9千トン

あさひが丘団地に現れたセミに酷似した怪獣。昆虫がダークマターの影響で変異した怪獣らしく堅い外骨格を持つが、腹部は柔らかくそこに貫通弾を撃ち込まれていったんは絶命する。死骸はあさひが丘に埋められるものの、直後に出現したバッカクーンに寄生され、操られて復活する。バッカクーンの菌糸により活動することは可能になるものの、肉体そのものは死んでおり、まさに巨大な操り人形といってもいい状態である。バッカクーンに操られるままにウルトラマンネオスと対決したが、途中HEARTウィナーからの攻撃でバッカクーンと繋がっていた菌糸を絶たれた為に、活動を停止して元の死骸に戻った。最期は弁慶の立ち往生の状態でバッカクーン諸共ネオスのジャンプキックに敗れ去った。

寄生怪獣 バッカクーン 編集

第5話「見えない絆」に登場。

  • 体長:49メートル
  • 体重:4万7千トン

死んだ怪獣に寄生する怪獣で、キノコの様な外見をしている。HEARTの攻撃により絶命したシルドバンに寄生し、巨大なキノコとして登場。その死骸から養分を吸収して怪獣化した。パワータイプの怪獣で寄生した怪獣から養分を吸い取りスタミナを保つ。さらに、寄生した怪獣の死体を操ることもできる。怪獣化した後は口から胞子を吐き、ネオスを苦しめた。怪獣シルドバンの死骸を意のままに操り、2匹でウルトラマンネオスと対決したが、HEARTウィナーの攻撃によりシルドバンから養分を吸収し、操るための菌糸を寸断されてしまった為に著しく弱体化し、殆ど戦意を喪失していたところにジャンプキックを受け、最期はネオマグニウム光線を撃ち込まれて絶命した。

復讐ロボット ザムリベンジャー 編集

第6話「ザム星人の復讐」に登場。

  • 体長:63メートル
  • 体重:7万2千トン

自分達のリーダーを殺害したウルトラマンネオスや、自分達だけダークマターから抜け出そうとする地球人達を逆恨みしたザム星人の残党が報復するべく造り上げたロボット。ザム星人をモチーフとした外見を持つ。

当初は円盤状の姿で登場し、高速移動でHEARTウィナーを振り切ったが、その後ザム星人の命令で円盤内に収納されていた本体部分を展開させ、ダークマター対策会議場を襲撃しようとした。両手から強力な破壊光線、ミサイルを発射し、そのボディはウルトラマンネオスの打撃に全くびくともしないほどの強度を誇っている。また、戦闘機能だけではなく、ネオスのネオ・スラッシュを2回も弾き返すほどの強度を誇るバリヤを展開する防御機能を兼ね備えた万能戦闘マシンである。だが、ウルトラセブン21によって誘導機械のブレスレットを破壊されると機能が著しく低下し、得意のバリヤもネオスのパンチにあっさりと撃破されてしまい、直後に頭部をパンチで破壊されて完全に活動を停止した。

変貌怪獣 キングバモス 編集

第7話「生態系の王」に登場。

  • 体長:185センチメートル~62メートル
  • 体重:160キログラム~6万9千トン

荒神島の最強怪獣。通常は人と同じサイズで、興奮すると神経系の電気的刺激により細胞が増殖し、巨大化するという能力を持つ。普段は大人しく人懐っこい為、バモちゃんと呼ばれ親しまれていた。しかし、いったん怒ると見境なく暴れ回る。体内に強力な電気を起こす器官を内蔵しており、これは戦闘時に接触した相手を感電させるときにも使用される。また、一度溜めた電気エネルギーを爪に集中させて敵を切り裂くことも出来る。これにより、同じ島に住む怪獣ロックイーターを倒している。ウルトラマンネオスと戦い、得意の爪や電撃で応戦したが、オルゴールの音色で沈静化、その後ネオスにウルトラ・ミニマム光線で元のサイズに戻された。

凶暴竜 ロックイーター 編集

第7話「生態系の王」に登場。

  • 体長:64メートル
  • 体重:7万トン

ダークマターの影響で誕生した荒神島に生息する肉食怪獣で、大型種と小型種がいる。大型種は単独で行動し、小型種は群で行動する。同じ島に住むバモスと比べて恐ろしい容姿をしているが、バモスよりも生態学的地位は低く、大型種はキングバモスと戦い、牙で噛み付くなどして応戦したが、力及ばずキングバモスの鋭い爪で切り裂かれて絶命し、小型種はバモスの姿を見て逃走、後に殺害された。

卵生であるが、卵は既にバモスに食べられていた。なお、大型種と小型種がどういう関係にあるのかは劇中では描写されていない。

幻聖魔獣 ラフレシオン 編集

第8話「蘇る地球 HEART南へ!」に登場。

  • 体長:66メートル
  • 体重:7万4千トン

宇佐美教授の娘が植物を蘇らせる怪獣として密かに育てていた怪獣。聖獣とされていたが、実際はダークマターの影響で誕生した怪獣で、全くの別物。時折頭部の角から発する光り輝く物質は、植物を一時的に活性化させるが動物にとっては有害であり、この物質の放射が続けば、僅か8ヶ月で地球上のあらゆる動物が壊滅してしまうとされる。この物質は、ウルトラマンネオスにもある程度の効果があり、ネオスにダメージを与えることに成功する。他、口から火球を発射する能力も持つ。弱点は角で、これを折られると能力が著しく低下する。ネオスにより角をへし折られて戦意を喪失していたところを、ウルトラ・ライト・ソードで袈裟懸けに切り裂かれて絶命した。

合体恐竜 キングダイナス 編集

第9話「僕らの恐竜コースター」に登場。

  • 体長:67メートル
  • 体重:7万8千トン

恐竜ブームを起こそうとした子供達が埋めた恐竜の化石がダークマターの影響によって一つとなり、蘇生した怪獣。とある工事現場から出現して暴れまわった。ティラノサウルストリケラトプスステゴサウルスの特徴を持つ。目の前に向かって突進し、いかなる障害もなぎはらって進む。また、突進力だけではなく、口から放つ火球も強力。ウルトラマンネオスとの戦いで、ウルトラ・エディ・ビームによって元の化石に戻った。

隕石怪獣 ギガドレッド 編集

第10話「決断せよ! SX救出作戦」に登場。

  • 体長:62メートル
  • 体重:8万5千トン

人工衛星と宇宙空間の微生物がダークマターの影響で合体して誕生した怪獣。内部にミサイルが取り込まれており、迂闊に攻撃できない。頂上の目から電撃を放ち、衛星部分からミサイルを放つ。他にも防御能力としてバリヤを展開できるが、移動能力は皆無に等しい。

開閉部分からハートピーターSXを飲み込み、HEARTが迂闊に手出しできないようにするなどしたが、ウルトラマンネオスとウルトラセブン21とHEARTの協同作戦により、重力遮断システムによって宇宙へと運ばれ、大爆発を起こして消滅した。

暗殺怪獣 グラール 編集

第11話「宇宙からの暗殺獣」に登場。

  • 体長:66メートル
  • 体重:6万6千トン

ザム星人の絶滅を狙うメンシュハイトがダークマターで変異した生物の長所を合わせて作り出した最強の怪獣。地球のとある山中に隠されていたザム星人達の宇宙船を破壊するべく襲来した。まず初めに宇宙船を守るザム星人と戦い、圧倒的な実力でこれをねじ伏せることに成功し、破壊光線で粉砕してしまった。その後宇宙船を爆破した。難を逃れたザム星人の少年エスラーを殺害するべく彼を匿ったHEART基地を襲撃するが、ウルトラマンネオスに妨害されて戦い、一時はネオスの太陽エネルギーを吸収し、ダウンさせることに成功するものの、息を吹き返したネオスにネオマグニウム光線、ウルトラ・エディ・ビームを連続で浴びせられて爆死した。

メンシュハイトが造り上げた最強の怪獣だけあって、戦闘能力はかなり高く、口から火球を吐いたり、角から破壊光線を発する他、敵のエネルギーを吸収することも出来る。

究極進化帝王 メンシュハイト 編集

第11話「宇宙からの暗殺獣」、第12話「光の戦士よ永遠に」に登場。

  • 体長:69メートル(巨大化時)
  • 体重:9万6千トン(巨大化時)

自らをダークマターが生み出した究極の生命体と位置付けて、宇宙の秩序を守り、己が理想とする未来を築き上げる権利があると主張して、ザム星人達を迫害し、いずれは地球人でさえ支配下におこうと企んだ。人間の悲鳴によく似た不気味な唸り声を発する。地球人達がエスラーの引渡しを拒んだために、巨大化して真の姿を現し、破壊活動を行った。

ダークマターが生み出した突然変異生物の頂点に立つ存在というだけあって、その戦闘能力は凄まじく、額からは怪光を発し、地面を発火させたり、相手に直接ダメージを与えることが出来る。その他光弾や突風を巻き起こしてネオスやセブン21を寄せ付けなかったこともある。また、防御能力としてバリヤーを展開したり、翼の収納や展開機能を担っている角からエネルギーを発することで、翼を生やして飛翔することも可能。

初めはセブン21と戦い、余裕でセブン21をねじ伏せていたが、その後ネオスとも戦った。圧倒的な実力で2人をダウン寸前まで追い込んだが、エスラーが2人に生命エネルギーを分け与えた為に形勢が逆転して、ネオスとセブン21の集中攻撃に晒され、角を失い、翼の機能が無くなり地面に落下したところをお互いに光線の撃ち合いとなったが、最期はネオマグニウム光線とレジア・ショットを受けて完全に破壊された。

宇宙鉱石怪獣 ドレンゲラン 編集

パイロット版に登場。

  • 体長:74メートル
  • 体重:9万3千トン

ザム星人が操る怪獣。動きは遅いが、体が宇宙鉱石で出来ており、高い防御力を誇り、更に口から放つ火炎弾と長く伸ばせる首を使った頭突きなど、攻守において死角がない。ザム星人と2対1でネオスをピンチに追い込むが、セブン21の救援で形勢が逆転し、最後はセブン21のアドリウム光線とネオスのマグニウム光線で倒された。

  • ビデオ版においてもシナリオ第1稿では登場が検討されていたが、着ぐるみに2人入って動かすのが大変という理由から、登場は見送られた[6]

サブタイトル 編集

話数 サブタイトル 登場怪獣・宇宙人 脚本 監督・特撮監督
1 ネオス誕生
  • アーナガルゲ
武上純希 神澤信一
2 謎のダークマター
  • ザム星人
武上純希 神澤信一
3 海からの SOS
  • シーゴリアン
右田昌万 高野敏幸
4 赤い巨人! セブン21
  • ノゼラ、サゾラ
右田昌万 高野敏幸
5 見えない絆
  • シルドバン
  • バッカクーン
星野卓也 満留浩昌
6 ザム星人の復讐
  • ザム星人
  • ザムリベンジャー
武上純希 満留浩昌
7 生態系の王
  • ロックイーター
  • キングバモス
武上純希 小原直樹
8 蘇る地球 HEART 南へ!
  • ラフレシオン
武上純希 小原直樹
9 僕らの恐竜コースター
  • キングダイナス
星野卓也 神澤信一
10 決断せよ! SX 救出作戦
  • ギガドレッド
武上純希
星貴則
宮本拓
11 宇宙からの暗殺獣
  • グラール
  • メンシュハイト
  • ザム星人エスラー
武上純希 高野敏幸
12 光の戦士よ永遠に
  • メンシュハイト
  • ザム星人エスラー
武上純希 高野敏幸
パイロット版 パイロットフィルム
  • ザム星人
  • ドレンゲラン

出演 編集

スタッフ 編集

イメージソング、主題歌、挿入歌 編集

  • イメージソング『ウルトラマンネオス』
  • イメージソング『ウルトラセブン21』
    • 作詞:松井五郎
    • 作曲:鈴木キサブロー
    • 編曲:矢野立美
    • 歌:前田達也
    • 原盤:エモーションミュージック(旧バンダイミュージック)
  • オープニングテーマ『ウルトラマンネオス TYPE 2001』
  • 挿入歌『ウルトラセブン21 TYPE 2001』
    • 作詞:松井五郎
    • 作曲:鈴木キサブロー
    • 編曲:大門一也
    • 歌:Project DMM
    • 原盤:バップ
  • エンディングテーマ『IN YOUR HEART』
    • 作詞:松井五郎
    • 作曲・編曲:大門一也
    • 歌:松本梨香 with Project DMM
    • 原盤:バップ

ウルトラシリーズでの客演 編集

新世紀ウルトラマン伝説
ネオスとセブン21が他のウルトラ戦士と共に登場。本作の映像の流用でノゼラ&サゾラやザムリベンジャーとの戦いが紹介され、その後天空魔と戦った。
新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE
ネオスとセブン21がウルトラマンキングの誕生日を他の戦士と共に祝福する。
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE
宇宙警備隊員の一員としてウルトラマンネオス、ウルトラセブン21共に登場。ウルトラの星を襲ったウルトラマンベリアルと戦うも敵わず、光の国の氷結に巻き込まれるが、ウルトラマンゼロがベリアルから「プラズマスパーク・エネルギーコア」を取り戻したことにより復活した。その他、百体怪獣ベリュドラを構成する怪獣の一体として、ザム星人とキングダイナスの姿が確認できる。

脚注 編集

  1. 初期企画の女性隊長の設定については、路線変更して制作決定した『ウルトラマンティガ』で実現している。
  2. 『ビジネスはウルトラマンが教えてくれる―「デジタルウルトラシリーズ」に見た「成功の方程式」』サンマーク出版 2002年 ISBN 4763194399 51頁
  3. ウルトラマンメビウス』とは時間軸上の繋がりがない。
  4. 上記のパイロット版の時期に発行されたものも含む。
  5. 例外的に、最終話の冒頭で自らを迎えに来たセブン21とゾフィーとの会話シーンでは明らかにネオスの人格が会話していた。
  6. 6.0 6.1 「ウルトラマンAGE」Vol.1(辰巳出版)における武上純希の特別インタビューより。
  7. 「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」(デアゴスティーニ)のトピックインフォメーションより。

関連項目 編集

外部リンク 編集


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